いっしょに暮らそう
しっぽのある娘達とわたし
かりんさん、先日20歳になりました。
8月の終わり頃から急に体調が悪くなり、
腎臓の数値が末期状態に悪く、貧血もあり、体重も2Kg切りました。
厳しいなぁと正直思いました。
でも、誕生日を迎える事ができました。
まだほんの少しだけ歩けるけれど、今は殆ど寝たきり状態なので、
お水やごはんは、シリンジで強制給餌。
私は運のよい事に現在自宅での仕事。
目を離すことなく、いっしょに過ごすことができます。
かりんさん。
いっしょに暮らそう。
ずっといっしょに暮らそう。
8月の終わり頃から急に体調が悪くなり、
腎臓の数値が末期状態に悪く、貧血もあり、体重も2Kg切りました。
厳しいなぁと正直思いました。
でも、誕生日を迎える事ができました。
まだほんの少しだけ歩けるけれど、今は殆ど寝たきり状態なので、
お水やごはんは、シリンジで強制給餌。
私は運のよい事に現在自宅での仕事。
目を離すことなく、いっしょに過ごすことができます。
かりんさん。
いっしょに暮らそう。
ずっといっしょに暮らそう。
1つ前の記事に関係するのだけれど。
FIP治療薬のクラファンの多さにびっくりする。
多分99.9%の確率で薬は「MUTIAN」だ。
クラファンしている人はどこで「MUTIAN」の情報を
手に入れたのだろうか。
その多くはもちろんネットだろう。
調べると1つ前の記事にあるように
未承認ではあるけれどもうひとつ治療薬がある。
それが「GS-441524」。
ただ、ネットで買えるのは偽物らしい。
動物病院で未承認薬だが処方してくれる所はあるそうだ。
「MUTIAN」に比べて価格が低いとの事。
まぁ、全てネット記事だから自信もってこうですよって言えないのだけれど、
ただ、FIP治療薬のクラファンに、いささか辟易するのも事実。
10000歩譲って(どこからの目線だか(笑))、
いわゆるMixの保護猫とかなら、がんばってね、とか思えるのだけど、
あきらかに〇〇万円出して購入しましたよね?みたいな子だと、
お金あるんじゃない?とか思ってしまう。ローンで購入していたとしてもね。
その子が悪いわけではないのだけど、
FIP治療薬は高価だからクラファンして支援してもらって当たり前、
みたいな風潮はどうなんだろうって思う。
FIP治療薬のクラファンの多さにびっくりする。
多分99.9%の確率で薬は「MUTIAN」だ。
クラファンしている人はどこで「MUTIAN」の情報を
手に入れたのだろうか。
その多くはもちろんネットだろう。
調べると1つ前の記事にあるように
未承認ではあるけれどもうひとつ治療薬がある。
それが「GS-441524」。
ただ、ネットで買えるのは偽物らしい。
動物病院で未承認薬だが処方してくれる所はあるそうだ。
「MUTIAN」に比べて価格が低いとの事。
まぁ、全てネット記事だから自信もってこうですよって言えないのだけれど、
ただ、FIP治療薬のクラファンに、いささか辟易するのも事実。
10000歩譲って(どこからの目線だか(笑))、
いわゆるMixの保護猫とかなら、がんばってね、とか思えるのだけど、
あきらかに〇〇万円出して購入しましたよね?みたいな子だと、
お金あるんじゃない?とか思ってしまう。ローンで購入していたとしてもね。
その子が悪いわけではないのだけど、
FIP治療薬は高価だからクラファンして支援してもらって当たり前、
みたいな風潮はどうなんだろうって思う。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の薬
・「GS-441524」米国
・「MUTIAN」中国
・【猫と感染症】難病FIPに「特効薬」近々登場! 猫にとって新型コロナウイルスとは
<記事内容転載>
これまで猫にとって最も危険と考えられてきた感染症「猫伝染性腹膜炎(FIP)」に、
近く「特効薬」が登場する見込みだ。
また、猫に新型コロナウイルスがどう影響するかについても、獣医師に取材した。
発売中の臨時増刊「NyAERA2021」内「感染症から猫を守る」から抜粋。
■FIPに「特効薬」が登場する
FIPとは猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)によって感染、
発症すると発熱や食欲不振を経て、腹や胸に水がたまる症状や、
肝臓や腎臓などの臓器に肉芽腫を生じさせ、
やがて体中が炎症の嵐になって死に至る。
猫の感染症に詳しい、日本臨床獣医学フォーラム会長の
石田卓夫獣医師はこう解説する。
「FIPVは、もともと多くの猫が持つ『猫コロナウイルス』が
突然変異したものです」
猫コロナウイルスとは、新型コロナウイルスとは別で、
別名「猫腸コロナウイルス」と呼ばれる。
通常は何も病気を起こさないが、変異して血液中に入るとFIPを発症する。
このウイルスに体が負ける理由は、
集団飼育のストレスや他のウイルスによる免疫低下が引き金との説が有力だ。
「FIPは、3段階を経て起こります。
(1)ウイルスが突然変異する
(2)免疫低下によりそのウイルスの血液への侵入を許してしまう
(3)ウイルスに対するアレルギー反応で免疫が暴走し、
致命的な症状を起こします」(石田獣医師)
FIPには決定的な治療法がなく、症状ごとに抗菌薬やステロイド、
インターフェロン製剤が使われてきた。
だが、2019年、大きなニュースがあった。
「ギリアド・サイエンシズ社が開発したエボラ出血熱の類似薬を応用すると
FIPが治療可能とわかったのです。
製品化はされず、私たちは今年1月から別の抗ウイルス薬を使用し
国内で独自の治験をスタートしました。
新薬の承認には時間がかかりますが、
経口投与のサプリメントとしてならもっと早く治療に使えるようになるはずです」
(石田獣医師)
■猫にとって新型コロナは脅威ではないが警戒すべき理由
新型コロナウイルスは猫にも感染するらしい――。
重症化するのか、肺に炎症が残ったらしい。
世を騒がせている新型コロナは、猫にはどんな影響があるのだろうか。
コロナ禍が世界中で続くなか、
新型コロナとペットに関する情報は数々飛び込んでくる。何が正しいのか。
石田獣医師は言う。
「人間の新型コロナウイルスは、確かに猫にも感染します。
ただし、猫にとって脅威ではなく、発症してもくしゃみなどが出る程度。
実験では肺にダメージが残るという研究報告もありますが、
実際には症状が出ない猫が多く、発症しても症状は軽く、
すぐにウイルスも消えてしまう。
自然感染で新型コロナウイルスが原因で
病気になった例や死亡例は報告されていません」
自然環境で新型コロナウイルスが猫から猫に感染した事例も報告されていない。
通常の飼育環境で猫から人間に感染したケースもない。
ただし、感染した人間から猫に感染したケース、
その猫から猫に感染したと思われるケースは報告されている。
「過剰な心配はいらないと思いますが、解明されていないことも多い。
もし飼い主が感染したら、猫との接触は断ったほうがいい。
もしものときのための預け先は確保しておきましょう」
(石田獣医師)
(ライター・中村千晶)
※AERA増刊「NyAERA2021」の特集「感染症から猫を守る」から抜粋
・「GS-441524」米国
・「MUTIAN」中国
・【猫と感染症】難病FIPに「特効薬」近々登場! 猫にとって新型コロナウイルスとは
<記事内容転載>
これまで猫にとって最も危険と考えられてきた感染症「猫伝染性腹膜炎(FIP)」に、
近く「特効薬」が登場する見込みだ。
また、猫に新型コロナウイルスがどう影響するかについても、獣医師に取材した。
発売中の臨時増刊「NyAERA2021」内「感染症から猫を守る」から抜粋。
■FIPに「特効薬」が登場する
FIPとは猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)によって感染、
発症すると発熱や食欲不振を経て、腹や胸に水がたまる症状や、
肝臓や腎臓などの臓器に肉芽腫を生じさせ、
やがて体中が炎症の嵐になって死に至る。
猫の感染症に詳しい、日本臨床獣医学フォーラム会長の
石田卓夫獣医師はこう解説する。
「FIPVは、もともと多くの猫が持つ『猫コロナウイルス』が
突然変異したものです」
猫コロナウイルスとは、新型コロナウイルスとは別で、
別名「猫腸コロナウイルス」と呼ばれる。
通常は何も病気を起こさないが、変異して血液中に入るとFIPを発症する。
このウイルスに体が負ける理由は、
集団飼育のストレスや他のウイルスによる免疫低下が引き金との説が有力だ。
「FIPは、3段階を経て起こります。
(1)ウイルスが突然変異する
(2)免疫低下によりそのウイルスの血液への侵入を許してしまう
(3)ウイルスに対するアレルギー反応で免疫が暴走し、
致命的な症状を起こします」(石田獣医師)
FIPには決定的な治療法がなく、症状ごとに抗菌薬やステロイド、
インターフェロン製剤が使われてきた。
だが、2019年、大きなニュースがあった。
「ギリアド・サイエンシズ社が開発したエボラ出血熱の類似薬を応用すると
FIPが治療可能とわかったのです。
製品化はされず、私たちは今年1月から別の抗ウイルス薬を使用し
国内で独自の治験をスタートしました。
新薬の承認には時間がかかりますが、
経口投与のサプリメントとしてならもっと早く治療に使えるようになるはずです」
(石田獣医師)
■猫にとって新型コロナは脅威ではないが警戒すべき理由
新型コロナウイルスは猫にも感染するらしい――。
重症化するのか、肺に炎症が残ったらしい。
世を騒がせている新型コロナは、猫にはどんな影響があるのだろうか。
コロナ禍が世界中で続くなか、
新型コロナとペットに関する情報は数々飛び込んでくる。何が正しいのか。
石田獣医師は言う。
「人間の新型コロナウイルスは、確かに猫にも感染します。
ただし、猫にとって脅威ではなく、発症してもくしゃみなどが出る程度。
実験では肺にダメージが残るという研究報告もありますが、
実際には症状が出ない猫が多く、発症しても症状は軽く、
すぐにウイルスも消えてしまう。
自然感染で新型コロナウイルスが原因で
病気になった例や死亡例は報告されていません」
自然環境で新型コロナウイルスが猫から猫に感染した事例も報告されていない。
通常の飼育環境で猫から人間に感染したケースもない。
ただし、感染した人間から猫に感染したケース、
その猫から猫に感染したと思われるケースは報告されている。
「過剰な心配はいらないと思いますが、解明されていないことも多い。
もし飼い主が感染したら、猫との接触は断ったほうがいい。
もしものときのための預け先は確保しておきましょう」
(石田獣医師)
(ライター・中村千晶)
※AERA増刊「NyAERA2021」の特集「感染症から猫を守る」から抜粋